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眠りの質を上げたい人へ。『布団=寝る場所』に戻すための3つの工夫

布団は寝る場所_アイキャッチ
  • 最近、眠りが浅い。寝つきが悪い。夜中に目が覚めてスマホを見ちゃう…
  • 朝は起きてもスッキリしないし、布団の中でぼーっと動画やSNSをダラダラ…。
  • 布団の中で寝る以外の時間の方が長くなってる…?

このブログでは、「布団=眠る場所」に戻すためのシンプルで効果的な工夫を紹介します🌙

眠り猫

「なんでこんなに眠れないんだろう?」と思ったとき、見直してみてね!

目次

【NG行動】こんなことしてませんか?「布団の中あるある」

  • 寝る前、スマホを1時間以上見てしまう(しかも横になったまま)
  • ネットショッピング、SNS、YouTube…つい次の動画まで…いつの間にか寝落ち
  • 子供が寝静まってからが“自分の時間”で、読書や動画タイムはいつも布団の中
  • 布団の中でPC作業をしたことがある
  • 寝つけない夜、「疲れてるのに眠れない!」とイライラしながらゴロゴロしちゃう

どうでしょう。1つくらいは当てはまりませんか?
(ちなみに私は③④以外はよくやります…)

NGって分かっていても繰り返しがちなこの行動。
実はすべて“脳の眠りスイッチ”を狂わせる原因になってます!

布団の中で頭を抱える女性

【理由】なぜ「布団で起きてる」と眠れなくなるの?

ポイントは、脳のシステム!

人の脳は、“場所と行動”を結びつけて覚える性質がある

布団の中でスマホやPCを使ったり、動画を見たり、考えごとをしたりする習慣がつくと、脳が「布団=活動の場所」と覚えてしまい、「布団に入っても眠れない脳」になるリスクが高まってしまうのです。

これは行動心理学でいう「古典的条件付け」と呼ばれる働き。
こんな経験はありませんか?

  • 梅干しを見ただけで唾液が出てくる
  • 勉強机に座ると、気持ちが引き締まって集中しやすくなる
  • 好きなアーティストの曲を聴くと楽しい気分になる

ある刺激と別の刺激を繰り返し結びつけることで、元々は何の反応も引き起こさなかった刺激でも、特定の反応が起こるようになります。
「場所」や「環境」と「行動」が結びついて、脳がパターンを作って学習していくんですね。

つまり、

「布団=眠る場所」だったはずが、「布団=スマホ・動画・考えごとをする場所」に変わってしまうと、脳が「ここでは眠らなくていい」と覚えてしまうんです。

この脳のシステムを利用して、布団を眠る場所と学習させることで、スムーズな入眠につながる可能性があります。
布団を“眠るためだけの場所”に戻してあげることが、自然な眠りを育てるコツなんです!

スムーズに眠るためには、脳に「ここに来たら眠る」という【古典的条件付け】を利用することが大事!

脳と学習のイメージ図
眠り猫

場所×環境×行動を組み合わせて、ルーティーン化する(繰り返す)ことで脳が学習していくよ!

【対策】今日からできる!「眠れる布団」に戻す3つの工夫

では、早速自分の脳に【布団は眠る場所だぞ!】と覚えさせましょう〜。
やれそうなことから取り入れてみて!
その先に布団に入ったらスーっと眠れる未来が待っている!

① 眠くなるまでは布団に入らない

  • ゴロゴロしてても寝つけないときは一度起きて、別の場所で過ごす方が◎
  • 脳に「布団=眠る場所」と再学習させることが大切!

② スマホや読書は“場所を分ける”

  • リビングや部屋の隅など、「起きている活動用の場所」を用意しましょう。
  • 難しければ、ベッド横にスツール小さな椅子を置いて“眠る前の行動ゾーン”をつくってみて!
ベッド脇のスペースのイメージ図

↑この画像みたいにベッドの横でひと息つける場所があるのが理想!

③ 布団の中で「寝ようとしすぎない」

  • 焦りやプレッシャーは、脳を“緊張モード”にして逆効果
  • 「眠れなくても大丈夫、布団にいるだけでも休まってる」と自分に声をかけてあげよう◎

とは言っても、眠れない日もある。
眠れない時はどうすれば良いの?

眠り猫

そんな時のために、眠れないときの具体的な対策3選 をご紹介!

❶ いったん布団から出て、“別の場所”でリセットタイム

→眠れないまま布団にいると、脳が「ここは寝れない場所」と覚えちゃうので
▶お気に入りのスツールや座布団で、ぼーっとする・あたたかいお茶を飲むのが◎
▶︎この時、照明は明るくしないこと!暖色系のダウンライト、間接照明のみで過ごしてね。
▶︎読むとすぐ眠くなっちゃうような、つまらない本があるとgood!(脳が活性化しないことがポイント

キャンドルで心を落ち着かせている様子

あたためる(お腹・足元など)

→電子レンジで温めるだけの、繰り返し使えるカイロがオススメ。
副交感神経が優位になり、体が「眠っていいよ」モードに入るよ〜
▶︎夏に頭が熱い、のぼせる、考え事で頭の中がグルグルしてるような時は、氷枕や冷えピタで「頭を冷やす」と良いです。『頭寒足熱(ずかんそくねつ)』という言葉があるように、頭はちょっとクールダウンすると良いかも。
▶︎温めると冷やす、真逆なんだけど、自分が気持ち良い!と思う方をやってみてくださいね!

呼吸を数える

→「吸って〜吐いて〜」じゃなく、
▶「呼吸の音をただ聞く」「空気が通るのを感じる」など“感じること”に集中すると、思考がゆるむ✨
→おすすめ:4秒吸って・8秒吐くリズムで深呼吸してみましょう(いびきっぽくなるくらいでOK)

仰向けで瞑想している女性のイメージ画像

【まとめ】眠れないのは、あなたのせいじゃない

「疲れているのに眠れない」
「いざ寝ようとすると、頭が冴えてくる」

それは、あなたの意志が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。

眠れないのは、“眠れる仕組み”が少し乱れているだけ。
だからこそ、「眠れる環境」「眠れる習慣」を少しずつ取り戻していくことが大切なんです。

布団=“眠るための特別な場所”に戻してあげることで、脳が安心して「おやすみモード」に入ってくれます。

今日からできる小さな工夫で、眠りのスイッチを育てていきましょう🌙✨
その「眠りを整える習慣」が、未来の自分をラクにしてくれるかもしれません。

\ いつでも声かけてね🐈/

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