眠り猫眠り猫です〜。
寝たのに疲れが取れない、もっとぐっすり眠りたい…
その悩みを東洋医学の視点で深読み!!保存版です!
東洋医学で読み解く「睡眠は体を立て直す時間」
現代医学では“脳や体を休めるための行為”として語られる睡眠。
一方、東洋医学ではもう少し広く、睡眠=生命活動を根本から整える時間と考えます。
とくに、
- 陰陽
- 気血津液
- 五臓(肝・心・脾・肺・腎)
この3つの観点から睡眠を理解すると、
「なぜ眠れないのか」
「なぜ熟睡が大切なのか」が立体的に見えてきます。
ここではその深掘りと、鍼灸や眠り猫がどのようにサポートできるのかをまとめました!


① 睡眠は“陰陽の切り替え”の時間
東洋医学では、自然も体も「陰(休)・陽(動)」のリズムで成り立つと考えます。
- 陽の時間(昼):活動・思考・気の上昇
- 陰の時間(夜):休息・修復・気血の回収
本来は夕方〜夜にかけて陽が弱まり、陰が少しずつ強くなります。
つまり、体は自然に“おやすみモード”に移行していく仕組み。
しかし現代は、
- 頭を使う作業が多い
- 明るい画面を長時間見続ける
- 夜にも情報の刺激を受け続ける
そのせいで陽が下がらず、陰が十分に働けなくなります。


▶ 陽が静まらないと、なぜ眠れないのか?
陽=交感神経的な動き。
これが落ちないままだと、
- 寝ても浅い
- 中途覚醒
- 朝に疲れが残る
といった状態につながります。
眠りとは、陰を養い、陽を納める時間。
ここがうまく切り替わるかどうかで、翌日の回復力が大きく変わるのです。
▶︎ 陰陽互根(いんようごこん)
陰陽はですね、どちらか片方だけが良い・悪い、というわけではありません。
陰があるから陽が働けて、陽があるから陰が育つ。
この関係性を 「陰陽互根(いんようごこん)」 と呼びます。
『互いが根っこになり支え合う』という意味です。
どちらも必要。
バランスが崩れると不調になります。
昼にしっかり動くためには、夜ちゃんと休むこと。
休むためには、日中に適度に体を使うこと。
このバランスが整ってはじめて、私たちの体は健康でいられます。
「寝なくても動ける」ではなく、
“動くために休む”が本来の姿なんです。
▶︎ アクティブレストという考え方
最近では、スポーツ医学の分野でも
「アクティブレスト(Active Rest)」=積極的休養
という言葉が使われています。
完全に休むのではなく、軽い運動や深呼吸・ストレッチ・短い昼寝などを取り入れることで、
脳や体の回復が速くなり、パフォーマンスが高まるという考え方。
これも東洋医学の「陰陽のバランス」に似ています。
- 生産性を上げるために昼寝を取り入れる
- 集中力を高めるために睡眠の質を意識する
- 毎日の生活の満足度(QOL)を上げるために体を整える
こうした“積極的な休息”は、まさに 陰を養う行為 そのものなんです。


▶︎ 「眠る時間なんてない」と思ってしまう人へ
忙しい毎日の中で、
「寝るのがもったいない」
「寝てる暇なんてない」
そう思う人もいますよね。
でも、そんな時こそ立ち止まってほしい。
眠りは“ただの休養”ではなく、あなたの本来の力を取り戻すための大切なメンテナンス時間。
体も心も、眠ることで回復するのです。
▶︎ 睡眠時間を“予定に入れる”
本当はたくさん頑張ってきたからこそ、睡眠時間を最初からスケジューリングすることが必要なんです。
- 時間をつくること
- 頼れる人に頼ること
- 休むための環境づくり
- 自分の体をいたわる視点を持つこと
これらは決して甘えではなく、明日の自分を守るための最強のセルフケア。
眠ることがもったいないと思っている人ほど、無意識に頑張りすぎていたり、体からのサインに気づかず無視してっまていることが多いです。
そして必要なときは、眠り猫のような場所にも頼ってほしいと思います。


② 睡眠中は「気・血・津液」が補われる
東洋医学の根本は “気血津液の巡りを保つこと”。
睡眠はその巡りを整え直す重要なプロセス。
▶ 睡眠中に起こる3つの修復
- 気(エネルギー)が内臓にもどり、消耗した働きを立て直す
- 血(栄養)が肌・脳・ホルモン系に潤いを与える
- 津液(体液)が全身を巡り、乾燥や炎症を鎮める
特に女性は月経・ホルモン・ストレスの影響で気血が乱れやすく、睡眠の質がそのまま肌・メンタル・体調に直結します。
▶ 寝不足で起こる不調の理由
睡眠不足=気血の回収が足りない状態。
すると、
- 疲れが抜けない
- 肌荒れ・乾燥
- PMS悪化
- むくみ
- 冷え
といった症状が出やすくなります。
つまり睡眠は、“体を補充する時間”でもあるのです。


③ 睡眠は「五臓の調和」を整える時間
ここから深掘りした五臓(肝・心・脾・肺・腎)の話。
五臓は「臓器」というより、体と心の機能をまとめた概念。
互いに連携しながら生命を維持しているため、一つ乱れると連動して不調が起こります。
◆ 五臓の働き
▶ 肝(かん) — “巡りと感情の司令塔”
- 気や血を全身に送り、巡りを調える
- ストレス処理、感情のコントロール
- 自律神経との関係が深い
睡眠不足になると:
肝が働けず、イライラ・怒り・頭痛・こわばりが増える。
→ 寝つきが悪い/夜中に目が覚めるタイプに直結。
▶ 心(しん) — “精神と意識の中心”
- 精神活動(思考・集中・感情)をつかさどる
- 心血が安定していると、気持ちが落ち着く
- 睡眠そのものを司る臓
乱れると:
不眠、動悸、不安感、夢が多い。
→ “眠れない”ときは心が疲れているサインでもある。
▶ 脾(ひ) — “栄養を作る台所”
- 食べたものを気・血に変換
- 水分の代謝
- だるさ・むくみ・食欲に関わる
弱ると:
夕方のだるさ、むくみ、胃腸の弱り、眠気。
→ PMS前後・雨の日に眠いのも脾の弱りが関係。
▶ 肺(はい) — “巡りと免疫の入り口”
- 呼吸から気を取り込み、全身へ巡らせる
- 皮膚・粘膜のバリア機能
- 自律神経の切り替えにも影響
弱ると:
浅い睡眠、呼吸の乱れ、乾燥しやすい、風邪をひきやすい。
▶ 腎(じん) — “生命エネルギーの貯蔵庫”
- 生命力(腎精)を蓄える
- ホルモン・成長・老化
- 深い睡眠や回復に直結
弱ると:
常に疲れる、腰の重さ、冷え、メンタルの落ち込み。
→ 深い睡眠=腎精のチャージ時間でもある。
◆ 睡眠と最も深い関係にあるのは「肝・心・腎」
- 肝 → ストレス・巡り・寝つき
- 心 → 精神安定・睡眠そのもの
- 腎 → 生命力・疲労回復・深い睡眠
この3つが整うと、
「寝つきがよくなる → 深く眠れる → 朝が軽い」
という理想の循環が生まれます。
④ 睡眠の質は「美」と「免疫」に直結
東洋医学では、
“美容=巡りと潤いの状態” と考えます。
つまり睡眠の質がそのまま美容に現れる。
- 肝の巡り → くすみ・血色・筋肉のこわばり
- 心の安定 → 表情のやわらかさ・目の輝き
- 腎の充実 → ハリ・潤い・ホルモンの安定
また肺や脾が整うと、
- 免疫
- 消化
- 水分代謝
の調子も整い、総合的に“調子が良い体”へ近づきます。


⑤ 鍼灸でできること
鍼灸はツボを通して、
気血の巡り・五臓の働き・陰陽のリズム を同時に整えられるのが大きな特徴。
- 自律神経の切り替え
- 巡りを促す(冷え・こりの改善)
- 肝・心・腎をサポート
- 心身の緊張をゆるめる
- 自然な眠気を呼び込む
→ 鍼灸は「眠れる体を取り戻す」ケア。
薬のように外から眠らせるのではなく、“自分の力で深く休める体”へ戻していきます。


眠り猫について
眠り猫は、
「忙しい女性が、猫のように安心して休める場所」をテーマにした鍼灸マッサージサロン。
- 完全予約制・女性専用
- 東洋医学をベースに全身を整える施術
- 睡眠・美容・疲労に特化
- 1対1でゆったり過ごせる
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“きれいになりたい”“よく眠りたい”“前向きな自分に戻りたい”。
そんな女性の味方でいたいサロンです。


三毛猫コース(睡眠サポート)
眠りの質に悩む女性に向けた、看板コース。
■ コース内容
全身鍼灸 – 眠り鍼(自律神経の調整)
経絡マッサージ – 頭・首・肩まわりのケア
温熱による深部の巡りアップ


■ こんな方に
– 寝つけない/中途覚醒
– 疲れが抜けない
– PMS・ストレスで睡眠が乱れる
– メンタルが落ち込みやすい
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終わったあと「呼吸が深くなる」「意識が柔らかくなる」という声がとても多いコースです。
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まとめ
東洋医学は、睡眠を
“陰陽が入れ替わり気血が補われ、五臓が整う時間”
と考えます。
だからこそ、
良い眠りはあなたの体と心の中心にある。
眠りが浅い日が続いていたら、
無理する前に、眠り猫にふっと寄りかかってくださいね。
体が整うと、また前に進む力が自然と戻ってきます。
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