毎日頑張るあなたへ。ちゃんと眠れてますか?
「今日も一日お疲れ様!」って寝る前に自分に言えていますか?
気づいたらソファで寝落ちしていたり、いつ眠ったか記憶にない…。
忙しい毎日を送っているとそんな日もありますよね。
ついつい自分のことは後回しになっちゃって、
- いつの間にか肌はボロボロ
- いつも何となくイライラしちゃう
- 自分で自分が嫌になる…
でもちょっと待ってください!
日々の元気の源、キレイの秘訣は実は『睡眠』にあるんです。
今回の記事では、
- 睡眠の知られざるパワー
- 質の良い睡眠を手に入れるためのヒント
- 快眠をサポートする鍼灸
をご紹介します!

実は私も適応障害で眠れなくなった経験があります。
ピッタリ2時間おきに目が覚めて眠るのが怖かったことも。
『睡眠』って奥が深いんですよ…(しみじみ)


睡眠はただの休息じゃない!睡眠の役割とは?
体を休めるために寝る?確かにそうなんですが、睡眠は生きる上で絶対的に必要なもので、たくさんの役割があるんです。
①カラダのメンテナンス。
寝ている間、私たちの体は細胞の修復や疲労回復に大忙し!
例えるなら、夜は体の大掃除の時間なんです。
体に溜まった老廃物を除去して体の疲労回復をしてくれています。(ありがたや〜)
睡眠不足は肌荒れや便秘、免疫力の低下など、さまざまな不調につながり、生活習慣病や、感染症、がんのリスクも高まると言われています。
たかが睡眠不足とあなどるなかれ…!
②ココロの整理整頓。
睡眠は、体だけではなく心の健康にもとっても大切。
起きている間に目や耳から入ってきたたくさんの情報を”いるもの”と”いらないもの”に整理して、記憶として定着させたり、不要な情報は消去されます。
この時、感情も整理されると言われていて、ぐっすり眠ることでストレスが軽減されたり、ネガティブな感情がリセットされたりする効果も期待できるんです。
脳は全身の20%のエネルギーを消費していると言われていますが、たくさん考え事をしていたり、頭脳労働が多い人はもっと消費しているかも…?
寝る時にも頭の中がグルグル忙しくて眠れない人いませんか?
ストレスや不安は不眠の原因になります。
すぐに解決しなくても対策はしたほうが良いかもしれません。


③美しさを作る。
「寝る子は育つ」って言いますよね。
これは子供だけでなく、大人にも当てはまります。
睡眠中には、成長ホルモンをはじめとする様々な美容に関わるホルモンが分泌されます。
これらのホルモンは、肌のハリ・ツヤを保ったり、代謝をアップさせたりするのに役立ちます。
しっかり眠ることは、高価な美容液よりも効果的かも…!?


④明日の自分を作る。
質の良い睡眠は翌日のエネルギーになります。
しっかり眠れると集中力や記憶力が高まり仕事や家事の効率もグンとアップ!
なにより、朝スッキリ目覚められると気分も前向きになりますよね✨
疲れやすい、疲れが取れない時は思い切って早く寝るなど、睡眠時間や寝る時の環境を見直してみるのがオススメです!
質の良い睡眠を手に入れるために。すぐにできる4つのポイント!
では、眠れない時具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか。
できることから取り入れて、質の良い睡眠を手に入れましょう!
① 考え事が頭の中をグルグル…眠りたいのに眠れない時は。
①-1 考え事で眠れない
寝る時も考え事で頭がいっぱい…
仕事や人間関係のストレス・緊張が続いてしまうこともあるでしょう。
これは、過覚醒・過緊張の状態です。
自律神経のうち交感神経が優位になっているので、もう一つの副交感神経が優位になるように,
- 呼吸法(腹式呼吸、吐く時間をたっぷりと)
- 筋肉を緩める(思いっきり力を入れた後、すとんと抜く)
- 好きな香りのアロマ、心が落ち着く音楽 など
リラックスすることが何よりも大事です。
①-2 ベッドの中に入ってもなかなか眠れない
1番の対策は、
いったんベッド(寝床)から出ること!!
なぜベッドから出た方が良いのでしょうか。
そんな時は、いったん寝床を離れて脳を刺激しないような単調に感じる本(ちょっとつまらない本とか)を読んで、自然と眠気が来るのを待ちましょう。
この時、照明を明るくしすぎないように気をつけてくださいね。





考え事を紙に書き出したり、次の日のToDoリストに追加しちゃうのも
頭がスッキリして良いよね!
② 寝る前のルーティーンを決めよう
いわゆるナイトルーティンっていうやつです。
眠る時は、脳に余計な刺激を与えずに、できるだけ単調なほうが良いと言われています。
- 入浴時間(寝る時間の90分前に38〜40℃のお湯に15分くらい浸かるのがオススメ!)
- 寝る時間(仕事や予定に関わらず、毎日同じ時間に起きるのが良いです。)
- 寝具・パジャマ
- 光・温度・音 など
睡眠環境をいつも同じにすると良いです。
寝る直前まで仕事のメールに返信していたり、熱狂的なスポーツ観戦、アクションやホラー映画なども脳に強い刺激になるのでオススメしません。
いつも同じものを使って決まった行動をとることで余計な考え事が減って、体が自然に睡眠モードに切り替えられるようになりますよ!





習慣にしちゃうのって強い。
朝起きたら顔を洗う、ゴハン食べたら歯を磨く、みたいな。
寝る時の流れもだいたい決まってると楽ちんかもしれない。
③ 起きたら何をする?
なんとな〜く朝の時間を過ごしていませんか?
朝から脳を目覚めさせることが夜の熟睡につながります!
- 朝一番に太陽の光を浴びる(曇りでもOK。カーテンを開けて、数分間は窓の近くにいましょう)
- 朝食をとる(咀嚼=噛むリズム運動が脳を活性化、温かい汁物で深部体温を上げる)
睡眠圧(眠気)が溜まるのは起きてから14〜16時間後と言われています。
朝7時に起きたら21〜23時には眠くなるはず。
24時間のうち1/3〜1/4は睡眠時間。
睡眠時間は人それぞれですが7時間は眠ったほうが良いと言われていますね。
朝イチの行動を意識して、起きる時間と寝る時間を決め、限られた日中のパフォーマンスを最大化していきましょう!





起きてる時間って短いよね。
睡眠の質がアップすると日中も充実してくるかもしれない✨
④ 寝る時の環境をチェック!
寝る時の環境はどうでしょうか。
家族やペットと同じ寝床だと自分好みの睡眠環境でないことも多いのでなかなか難しかったりしますよね。
(旦那さんは暑がりで自分は冷え性とか、完全に消灯していないと眠れない、家族のいびきがうるさい、ペットに起こされる…などなど。)
- 温度(冬は19℃前後、夏は25℃前後がオススメ)
- 湿度(冬は40〜50%、夏は50〜60%がオススメ)
- 光(寝る1時間前には照明を暗くしてデジタルデトックスをしましょう)
- 音(炎の揺らぎ、波の音がオススメ。タイマー設定でつけっぱなしにならないように気をつけて)
- 香り(自分が心地よいと感じる香りが◎)
- 寝具・パジャマ(通気性が良くて体の負担にならないものが◎)
書き出してみるとたくさんありますね。
日本には四季がありますから温度や湿度の調整も難しいところではあります。
睡眠不足によって日常生活に支障が出ているなら家族と寝床を分けることも選択肢に入れても良いかもしれません。



ちょっとした変化で眠りの質って変わるんです。
どんな環境が一番眠りやすいかな?
鍼灸がもたらす快眠効果!
ここまで、睡眠の重要性や、睡眠の質を高める工夫について説明してきました。
最後に鍼灸がどんな風にサポートできるのかをご紹介します!
①体がゆるむ「リラックス効果」
眠れない原因に体の過緊張があります。
これは、体がこわばってガチガチになっている状態です。
無意識に力が入っていたり、歯を食いしばるのがクセになっている方も多いです。
鍼灸を受けると、体の力が抜けてほどよくリラックスした状態になります。
血行が促進されて体の動きもいつもより軽くスムーズに。
施術後はお顔も明るく足取りが軽くなること間違いなし!
②血行促進!代謝アップ!
血行促進というのは全身に血液がよく巡るということです。
血液は酸素や栄養素などを運んでいるので、これが体の細部に行き渡ることで体は元気になっていきます。
筋肉、骨、脳はもちろん、肌のターンオーバーを正常化したりもしてくれます。
内側から美しさを引き出すためにも鍼灸は役立てるのです。
神経や細胞レベルで体の回復力を高めて、眠りの質もより良いものにしてくれます。
③自律神経の調整
交感神経と副交感神経によって構成される自律神経。
この2つの神経はシーソーのような関係で、どちらも同じくらい重要ですが、睡眠においては【副交感神経】が優位になることが大切です。
鍼灸は自律神経のバランスを整えるのが得意。
不眠で悩む人の多くは【交感神経】が優位になっていることが多いので、鍼灸で交感神経を抑えて副交感神経を高めることで睡眠の質を改善します。





鍼灸を受けた日はよく眠れるっていう声は本当に多い。
ぜひ一度体験してみてほしいな〜
まとめ:今日から「睡眠ファースト」の毎日を!鍼灸も頼ってみてね。
睡眠は私たちの体と心を支え、持っている力を存分に発揮するために、生きるためになくてはならないものです。
質の良い睡眠は毎日のパフォーマンスを高めて、より健康的で豊かな毎日を送るための『投資』のようなもの。
今日から少しだけ睡眠に対する意識を変えてみて、【睡眠ファースト】の生活に取り組んでみませんか?
そして、睡眠の質を高めるためのサポートが必要な時は鍼灸という選択肢があることも覚えてもらえると嬉しいです。睡眠や体の悩み、お気軽にご相談くださいね。